キャンプのメインイベントといえば、BBQ!!
そんなメインイベントの火起こしで中々火が着かなくて失敗した。なんて経験ありませんか?
今日の記事を読むと火起こしに悩むことは無くなります!
BBQの火起こしをスムーズに行い、仲間から一目置かれる存在になりましょう!
重要なポイントは『空気の流れ』です。これから紹介する方法を実践すると、簡単に火が着いてスムーズにBBQを開始することが出来るでしょう!
最高のスタートで皆様のBBQがより良い時間になりますように(^^)/
1.基本!木炭の組み方
この記事で紹介するのは『井桁型』(いげたがた)という起き方、火起こしの際に一番重要なポイントになるので、ここだけはしっかり押さえておきましょう!
起き方は非常に簡単です(-ω-)/
漢字の『井』の字形に木炭を積み重ねて行くだけです。この形で組んで行くと、着火した際に中央のスペースで煙突効果が発生します。
木炭はなるべく細いものを選びましょう!
サイズの大きい物や四角いブロックのようになっているものは、火持ちがいいのである程度火が起きてから投入していきます。
最初にお伝えした『空気の流れ』を作るために、4段から5段の高さまでは組むようにしましょう。
井桁型の特徴は、内部で発生する上昇気流を利用して燃焼させていく点です。井桁型で着火する際に失敗するケースは、中央のスペースが狭くなることで空気の流れが発生しないパターンが多いです。
慌てて木炭に触らずとも、空気の流れをしっかり意識するだけで必ず火は着きます!
『井桁型に組み、煙突効果で燃焼確定』
これだけは、確実に覚えて下さいね( ´∀` )
2.簡単!着火剤使用での火起こし
2-1着火剤を使用する前に、着火剤の種類と特徴を把握して行きましょう!
- 液体タイプ
- 固形タイプ
大きく分けて2種類の着火剤が存在します
・液体タイプの着火剤はジェル状のものが多く、直接木炭に塗布して着火していくイメージです。
慣れないうちは使用する量の感覚が難しいので、慣れるまでは少し多い位に塗布して使用しましょう。
火が着くのが早い特徴があるので、扱いも多少難しいです。
また、追加で直接つぎ足す事は絶対にしないでください!!事故に繋がる場合もあり非常に危険です。
慣れてくると、最小限の使用で早く着火出来るようになるでしょう(^^♪
LOGOS/ロゴス 防水・ファイアーライター 固体燃料 固形燃料 83010000 ファイヤースターター 着火剤 火起こし BBQ などに最適 あす楽対応 |
・固形タイプの着火剤はゆっくり火が着く特徴があり、慣れない方は安心して使用することが出来ます。
固形タイプの物は着火剤の量が足りなかった場合に継ぎ足す事も出来るので、火を着けてみて足りなかった際にもスムーズに対応でき、初心者の方にオススメです!(^^)!
どちらも使用したことが無く、悩んだ場合は固形を選択することを僕は推奨しています!
2-2着火剤を使用しての火起こし
井桁型に木炭を組み、着火して行きましょう!
ここまで準備していると着火自体は非常に簡単です。井桁型に組んだ木炭の中央のスペースに着火剤を置いて着火します。
この際に中央部分により細い木炭や乾燥した小枝などを少しずつ足していくと安定して燃焼します。
ここで大事なことなのでもう一度『井桁型に組み、煙突効果で燃焼確定』
空気がしっかり流れるように、空間を意識して小枝等を入れて下さい。
不安でいっぱい入れすぎちゃう気持ちも分かりますが、ここはグッとこらえて!!10分程で火が着いて安定してくるので安心して様子を見て下さい!
最初に組んだ木炭の半分程が白くなって来たタイミングで、木炭の上に1段2段と追加の炭を足して行きましょう。追加の分はある程度太さのあるもので大丈夫です。煙突効果が実力を発揮してガンガン燃えていきます(^^♪ここまでくると一安心、あとは木炭が燃えていくだけです。
3.着火剤が無い場合の代用品
3-1.新聞紙や古紙
新聞紙や古紙はアウトドアでは重宝します。
着火剤の代わりに使用する際は15cm×15cm程のサイズに切り(大体でOK)雑巾を絞るようにキュッキュッと捻って下さい。捻ることで火持ちが良くなり、より着火しやすくなります。
捻って細くしたものを15個程用意して着火剤の代わりに使用します。初めは2~3個程中央部分に縦向きに置き、着火します。上昇気流を利用して着火するので、必ず下側に火を着けて下さい。
あとは空気の流れを意識しつつ、1つずつ追加していくイメージです!
注意点・古紙や新聞紙を使用する際は燃えカスが飛散しやすいので、風向きに注意してください。風下にテントなど火が着きやすいものが来ないようにしましょう。
3-2.牛乳パック
自宅でBBQなどする際は牛乳パックもおススメです!
牛乳パックは防水加工が施されており、簡単に拭くだけで燃えてくれます。新聞紙などと比べると燃えカスも飛び散りにくく、安心して使用できます。
使用方法は簡単!長さ15cm幅2~3cm程の短冊切りにしたものを10本~15本用意するだけ!
新聞紙と同じ使用方法で火を着けて行きます。新聞紙と比べると火が着きにくいですが、火持ちがいいです。何より良いポイントは、薄さです!空気の流れを邪魔しません。
余ったらクリップで止めて木炭と一緒に保管して、次回のBBQで再利用もできます。
3-3.松ぼっくり
キャンプ場で木炭しか用意が無くて困った際は、松ぼっくりが役に立ちます!
松ぼっくりには『松脂』(まつやに)の成分が含まれているので、天然の着火剤として多くのキャンパーから重宝されています。
しっかり乾燥したものになると、かさが開いているので燃焼に必要な空気もしっかり取り入れることが出来、良く燃えてくれます。
注意点としては、前日の雨等で湿気を吸っていると、火が着きません。
予め山に採りに行き、自宅で乾燥させる等準備をしておくと当日困らないですね!(^^)!
4.木炭の種類と量
4-1.黒炭
一般的に『木炭』としてホームセンターで売られているのは、黒炭と呼ばれるものです。
色は黒く、重量は軽く柔らかいです。木炭の中では比較的に火が着きやすく、扱いやすいのが特徴。
他の木炭と比べると燃焼時間が短く、短い間隔で追加で炭を足す必要があります。
4-2.備長炭
白っぽく、叩くと金属音に近い音がするくらい硬く重たい。
火が着きにくいが、火持ちが非常に長いです。品質が高い木炭なので価格が高く、高級料亭などで使用されます。
4-3.オガ炭
焼肉屋などでよく見かける、成型された木炭。木炭の中心にちくわの様に穴が開いたものが代表的です。
火の着きやすさは備長炭よりは着きやすく、黒炭よりは着きにくい
火持ちは黒炭より長く、備長炭よりは短いです。備長炭と黒炭の中間位の性能があります。
4-4.木炭の量とお勧めのバランス
木炭の量は一般的には人数分×1キロと言われています。
木炭の種類は、黒炭とオガ炭の両方を用意することをお勧めします!
バランスとしては黒炭対オガ炭で2:1の分量で人数分×1キロ用意しましょう。
備長炭は火持ちが良いのですが、高品質な為に価格も高くなります。なるべくコストは抑えたいですよね(-ω-)/
使用するイメージとしては、黒炭に着火後全体的に白くなってきた後に、オガ炭を足して行く流れです。
そうすることで、オガ炭の火着きの悪さと黒炭の火持ちの短さをカバーすることが出来ます。
5.準備するものリスト
最後に火起こしで必要なアイテムをリストアップしました
- 黒炭・オガ炭(人数×1キロ)
- 着火剤
- 柄の長いライター
- 炭ばさみ
- 火吹き棒・内輪
- 緊急消火用のバケツ・火消壺
BBQの準備にお使いください
6.最後に
今回は木炭の火起こしについてまとめました。
家族や友人と素敵な時間を過ごす為、入念な準備の下BBQを楽しんでください。
最後になりましたが、乾燥する時期のBBQは火災事故なども起こる可能性が十分にありますの。
必ず緊急消火用のバケツを用意して不測の事態にも対応できるようにしてください。
それでは、良きBBQを!!
では!(^^)!バイバイ